先日,甘酒の専門店で米麹を買いました。
はじめは米麹のみの甘酒を作りました。深い甘みと香りでとてもおいしい甘酒ができました。
次に購入した米麹の袋に書いているレシピ通りの甘酒を作りました。
これがとても手間がかかる。今までのレシピの中で一番手間がかかりました。
鍋にごはんと湯を入れ,絶えずかき混ぜながら煮ます。火から下ろして温度が65℃に下がったら麹を3回に分けて混ぜ,6時間保温するというものです。
レシピに忠実に作り,できあがったので飲んでみました。ところが・・・・。
はっきり言って甘酒よりは重湯を飲んでいるようでした。麹よりごはんの分量の方が多かったので,ごはんの味が勝っているというか。
この重湯のような甘酒を飲みきれなくて,どうしようかと調べていたら甘酒を使ったパン作りを見つけました。そこでホームベーカリーで,いつもの食パンとほぼ同じやり方で甘酒を加えて焼きました。焼いている間,干しぶどうを入れたパンのような甘い芳醇な香りでした。
焼き上がると,いつものパンより色が黒く,黒糖パンみたいな感じでした。味もやさしい甘さで,なかなかです。「やみつきになりそうな味だ。」と家族にも言われ,どうにか救われました。