ショパン　英雄ポロネーズ - 森の小人のブログ

今練習しているのが「英雄ポロネーズ」。

２０代のころ練習して人前で披露したことがありますが，もうそれからほぼ４０年近くたちました。

いろんなピアニストのいろんな名演奏がありますが，私の好きなのはルビンシュタインの演奏です。初めて聴いたのがルビンシュタインで，英雄の名の通りの堂々とした気品のある演奏に子供心にも強い印象を放ちました。ブーニンの英雄，ユンディの英雄，それぞれ素晴らしいですがやはりルビンシュタインの演奏が一番好きです。

中村紘子さんのデビュー５０周年のリサイタルでも聴きました。最初の主題が出てくるところがふわっとエレガントで，これもすてきな名演奏。

最近また練習を始めました。ちょっとした機会にお披露目しようかなと思っています。

それにしても｢英雄｣の難しいところは１０度の和音が連続するので指を広げたままフォルテの連続。かなり指に疲労がたまります。

若いころは中間部の左手のオクターブの連続に腕が死にそうでしたが，最近はここは楽になりました。ポイントは力のぬき具合かなと思います。

一番の難点は暗譜。２０代までは暗譜はそんなに苦にならなかったのですが，今は難しい。譜めくり必須です。