森の小人のブログ

体重を落としたい。長年の夢をやっとかなえました。次は健康と人生の楽しみの両方をめざして暮らしていきます。

暑い日は麦茶を飲もう

一気に暑くなりましたね。水分補給をこまめにしたい季節です。

さて,冷蔵庫の中にはどんな飲み物がありますか?

私は牛乳,蕃爽麗茶,麦茶を常に常備しています。

 

私が子どもの頃,「麦茶運動」というものがありました。学校で提唱され,各家庭でも取り組もうというものらしいです。

私が子どもの頃は今ほど健康志向の世の中ではありませんでした。世の中が高度成長期を迎え,欲しいものが買えるという喜びに日本中が浸っていたように思います。そこでうちの冷蔵庫には,暑くなるとカルピス,ジュースなど糖度の高い飲み物が常備されていたようです。そうこうしているうちに子どもたちのむし歯が増えてきました。思い出してみると,ニッと笑った前歯が茶色のむし歯だらけだった子どもはざらにいました。

 

「麦茶運動」というのが生まれた経緯は分かりませんが,むし歯が増えたのが背景だったのかもしれません。また,「麦茶運動」は全国津々浦々の話ではなく,一部の限定された地域でのことかもしれません。でも,私のうちでは当然のごとく「麦茶運動」に賛同し,家にあったカルピスやジュース類は姿を消し,麦茶が常備されるようになりました。麦茶は飲んでもさっぱりしているし,真夏の飲み物としては麦茶が最高!と私の味覚にインプットされました。

 

ところが結婚して冷蔵庫の中身が変わりました。夫は常に冷蔵庫にコーヒー牛乳,オレンジジュースを常備する人だったのです。最初のうちは抵抗感があった私も甘い飲み物には麻薬のような効果があり,あればついつい飲んでしまうようになったのです。口に甘いものは体にはよくない。気がつけば,血糖値が高めになり,ブドウ糖負荷検査を受ける羽目になりました。この検査,何回も採血があるのでかなり痛かったです。あまり採血に慣れていない看護師さんだったようで,採血した場所が青あざのようになってしまいました。

 

血糖値高め,体重増加などいろいろな負の要因が重なって,食生活の大きな見直しをしたとき,冷蔵庫からコーヒー牛乳やジュース類を一掃しました。今は麦茶が中心ですが,やはり麦茶はいい。いくら飲んでも罪悪感を感じることがありません。血流をさらさらにしてくれる効果もあります。血がドロドロになりやすい夏場にはぴったりですね。

 

今年の夏も甘い飲み物には目もくれず,麦茶一筋です。