【ブドウ糖負荷検査】恐るべき高血糖

３０代の頃，健康診断で血糖値が高めになり，ブドウ糖負荷検査を受けたことがあります。

朝，絶食で病院に着いたら甘いブドウ糖を飲み，１時間ごとに採血。このときの看護師さんが，まだ採血に慣れていない方で，「すみません。」と謝りながら何度も針を刺し・・・。３回の採血なのに腕の内側がすごい青あざになっていまいました。

結果はやはり高め。治療をするかしないかの瀬戸際でした。その頃は全く肥満ではなく，どうして高くなるのか分かりませんでした。体質によるものかもとも言われました。

毎年人間ドックを受け，血糖値も落ち着いていた時期もあったのですが，BMIが２５を突破したとき，再び血糖値が上がり，食事改善で下がらなければ投薬を始めようとまで言われました。その頃，あるテレビ番組で，医者が最も恐れているのは「糖尿病」という話を聞きました。失明，人工透析，脚の切断など，QOLに直結する病気だからです。この話を聞いて心底ぞっとしました。それからヤクルトの蕃爽麗茶を飲み始め，食事内容にも気を付け，体重と同時に血糖値も下がりました。主治医も薬なしでよくここまで下げましたねとほめてくださいました。

最近，知人がブドウ糖負荷検査を受けたと聞き，遠い昔の自分の経験を思い出しました。採血の針の痛かったこと。それが鮮明によみがえりました。でも，今にいたるまで糖尿病にはなっていないので，針の痛みはたいしたことではありませんね。その知人は異常なしだったそうで，ほっとしています。

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