はじめて見たときにはその大きさにびっくり!!ザボンの仲間だそうですが,赤ちゃんの頭くらいありそうな大きさです。そして,香りが芳醇なこと。床の間や玄関に置いておき,香りがいっぱいに広がってきたら食べ頃ということで,それまでは観賞用にしておきました。
さて,この晩白柚,とにかく大きいのでどうやって食べたらいいかわからず,youtubeで検索するといろいろ動画がありましたので,それを参考にして皮をむきました。
晩白柚の味はグレープフルーツみたいです。実一粒一粒がしっかりしていて、ギュッと果汁が詰まっています。食べ応えがしっかりあります。
ところで,晩白柚の黄色い皮と中身の間には分厚い白い綿があります。この綿でおいしいスイーツができるということで挑戦しました。これもyoutubeの動画にいろいろ出ています。
いろいろな動画を見て自分なりにアレンジして作ってみました。
1白い綿を適当なサイズに切り,3回茹でこぼす。こうすることで苦みが取れるようです。茹でこぼした後には水で洗い,新しい水で煮ます。
2鍋に水とカップ各1を煮溶かし,さらに晩白柚の果汁50ccを加え,カットした綿を水気が飛ぶまで煮る。このころには白い綿が皮と同じ鮮やかな黄色になっています。
3バットにキッチンタオルを敷き,綿を広げて冷ます。
4冷めたらグラニュー糖をふりかける。
この段階で食べるとフルーツゼリーのようでおいしいです。私は半々に分け,半分はこの段階のものをいただき,もう半分はさらに130℃のオーブンに60分入れて,さらに乾燥させました。すると中は柔らかいドライフルーツのような食感になりました。これは保存用です。が,おいしくて,一日で食べきってしまいました。
この砂糖漬けは結構手間がかかりますが,退職したらこんなこともできるんだなあを楽しく作りました。