エリック・サティ。フランスの作曲家です。クラシック音楽のジャンルでありながら,ちょっと違う異端的とも言われている作曲家です。
サティと言えば「ジムノペディ」。なんともかったるい物憂げな旋律で沼にはまっていくようです。あと,「金の粉」「ジュトゥヴ」なども有名です。
最近テレビでよく聞くのが自動車のCMで使われている「ピカデリー」。なんかウキウキしてきて,しかもおしゃれです。
この「ピカデリー」の旋律に日本語の歌詞で歌っているCMをはじめて昨日聞きました。「もったいない~」という言葉が何回も出て,SDGsみたいな歌です。花王のCMですが,なんか笑ってしまうくらい面白くて耳に焼き付きました。
私はサティの楽譜を持っていますが,実のところあまり弾いたことはありません。フランスものはやはりドビュッシーやラヴェルが大好きで,特にラヴェルは卒業演奏で取り組んだ作曲家なのです。この2人にサティは影響を与えたという話ですが,どんな影響なんだろう?
とりあえず,「ピカデリー」を弾いてみたくなりました。