ブログを始めてこれが100記事目になります。
お読みくださった方々,いつもありがとうございます。
減量,体重維持について書き始めたブログですが,人生楽しく過ごしたいという思いから,くらし全般のことを書いてきました。
100記事目は一つの節目。ここ数年で経験した,とてもすてきなできごとを今日は書きたいと思います。
2017年12月23日。クリスマス色いっぱいのディズニーランドに夫と二人で行きました。夫はディズニーランドもシーもよく知らないけど,私一人でインして何かあったら心配だから付いてきてくれたのです。その日はランドを目一杯楽しみ,夜の閉園の10時に退園する予定でした。私にとってはランドは「楽しい」の連続ですが,夫は早朝からの新幹線での移動,慣れないランドで引き回され,かなりお疲れモード。
エレクトリカルパレードを見た後,イッツアスモールワールド前に移動し,植え込みのブロックに腰かけて,花火が始まるのを待っていました。
そこへ,キャストさんが来て話しかけてくださいました。ユニフォームはカストーディアルの服でしたが,ほうきも何も持っていらっしゃいませんでした。
「こんばんは。どちらから来れたのですか?」
「今日はどこに行かれましたか?」
「ディズニーのお好きなキャラクターは何ですか?」
「花火の後は,どんな予定ですか?」
私は楽しく会話をしていました。花火が終わったら大好きなプーさんのハニーハントに行って帰ること。ファストパスはもう発券終了なので最後はスタンバイで並ぶことなど話しました。夫はかなり疲れて,しかもランドのアトラクションやショーの固有名詞にはさっぱりついて行けません。「ご主人の好きなキャラクターは何ですか?」と聞かれて,私と同じく「プーさん」と答える始末。
キャストさんはこの後の花火がよく見える角度や方向を教えてくださり,そのまま立ち去られました。
クリスマスソングに合わせて空に打ち上げられる花火は美しく,もう一日の疲れも吹き飛びました。花火が終わって,立ち上がろうとすると,先ほどのキャストさんがまたいらっしゃいました。
「お二人が花火を見ている姿に感動しました。」
「実は私はミッキーの弟子なので,魔法が使えるんです。お二人にクリスマスプレゼントをしたいのですが,よろしいですか?」
え!!!!もうびっくりです。カストーディアルのユニフォームなのにほうきを持っていないのはふしぎでしたが,そういうわけだったのですか。
ミッキーの弟子と名乗るキャストさんは,何やらチケットらしきものを取り出し,さらさらと書きました。
「これは魔法のチケットです。これをプーさんのハニーハントに持っていって,ファストパスの入場口で見せれば,並ばなくてもすぐ入れますよ。メリークリスマス!」
受け取ったのは手書きのファストパス。これは魔法のチケット。ディズニーって本当に魔法の国です。
ありがたくちょうだいし,1時間待ちを覚悟していましたが,すぐに入ることができました。
こんなことってあるのですね。だからディズニーランドは夢と魔法の王国なのです。
夫が言うには,キャストさんから見ていると疲れた果てた姿の夫が不憫に見えて,早く休ませてあげたいという計らいなのかもしれないと。
あのときのキャストさん,今もどこかでやさしい魔法をふりまいておられるでしょう。
夫はあのときにいただいた魔法のおかげで,今ではすっかりディズニーの話にもついて行けるようになりました。
思い出話に付き合っていただき,ありがとうございました。