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今朝,本選出場者の発表がありました。
その中に牛田さんの名前はありませんでした。3次の演奏時間オーバーが影響したか?
3次の演奏自体は素晴らしいものでした。魂からあふれ出す音楽,渾身の演奏,聴いていても鳥肌ものでした。
牛田さんは浜松コンクールで2位,その後のイギリスでのリーズでも3次までで本選ならず。そして今回のショパンコンクールでも本選ならず。会場では聴衆がものすごく感銘を受けているのがわかります。演奏が終わってまだいすから立ち上がっていないときからブラボーと嵐のような拍手。これだけ聴く人に支持されていても本選には進めなかった。
コンクールは所詮人間が審査するもの。どれだけ素晴らしい演奏で、聴く人が泣くほど感動したとしても,審査というものはべつもの。なんかここまで見てくると,大詰めの本選を見る熱が冷めてきました。
牛田さんはもしかしたらコンクールという場であまり勝ち進むことにはこだわっていなくて,この素晴らしい会場で自分の音楽を表現することに価値を見いだしているのかも。リーズの時のシューベルトのソナタの演奏でも,コンクールという場でなく,まるで音楽を通して神様と対話しているかのような気がしました。
神様が認めてくれれば審査員の評価は問題ではない。そんな高貴な魂の演奏なのでしょう。
でも,でも,牛田さんに「○○コンクール優勝」というタイトルを取らせてあげたい。
俗物の私はそんなふうに思ってしまいます。あと少しのところで手からすべりおちた本選への切符。若手ピアニストがいろいろな海外の有名コンクールで入賞のニュースを見るたび,牛田さんはなぜ?と、親戚のおばちゃんのように悔しがっています。
牛田さんの「自称」親戚のおばちゃんはたくさんいますよね。まだまだ若い牛田さん,これからも応援します。まずはゆっくり休んでください。優勝や入賞のタイトルとは関係なく、牛田さんの音楽に胸打たれたファンは多いです。