世界一役に立たない育児書/かねもと【1000円以上送料無料】
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この本を新聞で見て,すぐに買いました。
イラスト,漫画,文章などを駆使して,子育ての大変さを笑いに変換する本です。
私が子育てをしたのはもう大昔で,今は孫の守りをしている身ですが,こんな本に自分が若いころに出会いたかったです。
例えば離乳食の「スイートポテトの作り方」はこのように紹介しています。
1 さつまいもの皮をむきます
2 赤ちゃんが泣きます
3 細かく1を刻みます
4 赤ちゃんが泣きます
5 諦めてベビーフードを開けて完成
どうです?まさに赤ちゃんあるあるですよね。スイートポテトのレシピらしき文章に「赤ちゃんが泣きます」と当然のように,しかも2回も出ているところには吹き出しました。
何かしようとすると泣かれて中断。やろうと思ったことができなくてストレスがたまる。なんて子育て中にはよくありましたが,それをこの本では「あるある。」「わかる~。」と共感しつつ笑いに変えてくれるのです。育児は本当に大変。でもその大変さをどこかでだれかがわかってくれているという安心があれば,ちょっとは軽減されると思うのです。
私は子育ての時はフルタイムで遅くまで働いていました。夜遅く帰って夕飯を作ろうとすると,まだ幼かった子が「だっこだっこ」とせがんで料理ができない。夫が帰ってくるまで何も作れず抱っこして待っていたこともありました。無理に作ろうとせず,もっと肩の力をぬいてレトルトなり惣菜なりにすればよかったですね。無理はいけません。
今,私は家にいるので片道1時間近く運転して,娘の赤ちゃんの世話に時々通っています。赤ちゃんの世話より車の運転の方が疲れます。でも育児経験不足の娘が心理的に孤立しないようにできることはサポートしようと思っています。
それにしても孫はかわいい。孫がおしめにうんちをすると,すぐわかります。あま~い匂いがするのです。「よくできた」とほめながら,おしめを替えるのが楽しいばあばです。