昨今の若手男性ピアニストの活躍ぶりはすごいですね。
ショパン国際ピアノコンクール2位の反田恭平さん,かてぃんこと角野隼人さん,牛田智大さん,そしてロンティボーの覇者亀井聖矢さん。30代は辻井伸行さんの一人勝ちみたいな気がしますが,20代は実力も人気もそれぞれすごいピアニストが次々と登場で,クラシック界が華やいでいる感じがします。
今朝,朝ドラの続きで登場したのが亀井さん。ピティナや国内のコンクールでは圧倒的な成績を収めていらっしゃいました。クライバーンコンクールもあと一歩でファイナルという惜しい結果。ロンティボーデの優勝。もう輝かしい。
亀井さんのすごいところは演奏だけでなく、全く気負いがない自然体で演奏を楽しんでいるところ。若者らしくSNSでよく発信されているので,演奏会前後の本人の思いにもふれることができますが,本番前のプレッシャーよりは演奏できる喜びやわくわくをいつも感じ取ることができます。
昨日の生演奏はリストの2曲。超難曲でありながら,軽やかに多彩な音色で弾いておられました。音がキラキラ躍動しているのを感じます。
あとでツイッターで拝見したところ,今,大学の卒業試験期間だとか。そんな大変なときにNHKのスタジオに来て、生トーク&生演奏を披露していたのですね。
今後の活躍が楽しみでしかたありません。