全単位取得完了
リポートと最終試験で認定される6教科,そしてスクーリングの1教科,全14単位を取得完了しました。2021年6月から受講を始めて半年後のことでした。我ながら,よくがんばったと思います。途中,緊急入院という思いがけないこともありましたが,最後までやり遂げることができて,うれしく思いました。
フルタイムで働きながらの通信教育
フルタイムで働きながら,通信教育で教員免許状を取った方は私の知人に何人かいます。なので,これは決して不可能ではないという希望がありました。そして,最近は通信教育が全てネットやオンラインで行われることは,追い風になりました。リポートや最終試験が全てネット上の専用ページでできる。決定ボタンをクリックして送信するまでは,途中で何度も書き直すことができる。結果もネットで見ることができる。一昔前の通信教育にはない便利さです。
また,スクーリングZoomによるオンライン授業というのも,大学キャンパスに出席することを思えば時間的にも金銭的にも非常に助かりました。遠方の大学ならスクーリングのためにホテルを予約し,交通費も少なからずかかったはずです。
フルタイムで働く身にとって,このシステムは非常に助かりました。
免許申請書類は大変
免許状申請に必要な単位を取ることで,全て終了ではありません。免許状交付の教育委員会に膨大な申請書類を提出する必要があります。通信教育で得た成績証明書はその一つに過ぎません。教育委員会のサイトで必要な書類を調べ,全てを準備するのはリポート以上に大変でした。過去の職歴の詳細を作成するのが特に大変でした。私が今回準備した提出書類の一覧です。
○教育職員免許状 授与・検定・交付申請書
独自の様式があり,4枚に及びます。
○県収入証紙 5,910円(申請書に貼付)
○申請免許状用に作成された学力に関する証明書
これが通信教育で取得した単位の成績証明になります。
○基礎となる免許状の写し
大学卒業時に取得したものです。
○更新講習修了確認証明書の写し
更新講習は2022年5月11日に廃止が決定。今後申請する方は不要になるのでしょうね。
○人物に関する証明書
勤務しているところの最高責任者に書いてもらいました。あとでお礼にお菓子をプレゼント。
○実務に関する証明書(3枚)
これが一番大変でした。大学を卒業してから現在にいたるまでの職務内容を詳細に記入します。
○職員健康診断票の写し
そして,昨年のクリスマスに申請書類一式を提出し,年明けの2月に無事免許状をいただきました。さて,この後はどうなるでしょうか。今のところ,私の生活に変化はありません。シニア世代としてセミリタイアした後,この免許状を生かしたことができればいいなと今は漠然と考えています。